それからは次々に自己紹介をすまし、
次は真司の番。

「俺は真司っていいまーす♪
このクラス可愛い子ばっかりで
ちょーハッピー♪
よろしくねー♪」

「「「「真司君よろしくねー♡」」」」

おいおい…みんなの目がハートだぞ…

次はーっと、俺か

「えー、織田 蓮です。
よろしく。」

「きゃー♡」
「よろしくお願いします♡」
「蓮様ー♡」

バタンっバタンっバタンっ

「お、おい!
だれか!保健室に運べ!」

「「お、おっす‼」」

俺の自己紹介のせいで
倒れた人たちは
みるからに柔道部だなーって人たちに
運ばれて行った。
ただ…一人だけは
柔道部じゃなさそうなやつが…
相太…。やっぱあいつ気になる。

「気、気を取り直してー次っ!」

「織田 桜です。
よろしくお願い申し上げます。」

俺と同じ苗字だ…だれだ?

俺はその人をみた…

織田 桜…俺が目を話せなくなった人。

同じ苗字だったなんて…

彼女が自己紹介を終えると

バタンっバタンっバタン

また次々と男が倒れ出した。