私が寝ていたベッドから下りると、
来ました“コイツ”…。
私の部屋のドアにもたて腕を組み憎たらしい顔して。
『姉貴、また寝坊かよ。ダッセーな。』
ーー“コイツ”は弟の蓮(レン)
今日から中学3年。
自称:モテすぎて困る男
だそうです…。
『姉貴はいつもそうなんだよ。時間にルーズだし、好き嫌い多いし、めっちゃ喋るし……』
「わかった、わかった。わかったから。」
コイツ、止めなきゃ永遠と私の悪口を喋り続ける気だ…。
そう思った。
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