ついたのはいつも誰も入ってこれないように鍵が閉められている、旧校舎。



「加藤はここで待ってなさい。」



そう言われ、あたしだけ奥の準備室みたいな場所に入れられた。




「わぁ…すご〜い…」



その部屋にはとても綺麗な絵が飾ってあった。



その絵を次々見ているといつの間にかセンセーがいた。




何か、様子が変…


何も言わず無言でこっちに向かってくる


「センセー…?」



静かに問いかけてみてもセンセーは変わらずこっちに来る…


イヤだ…


イヤっ…


あの人と同じ…


「イヤだ…!」


そう叫ぶ頃にはセンセーが目の前に。


助けてっ…


蓮也……