ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ───ｶﾞﾁｬ
『おはよう李亜』
「おはよう斗吾」
『さ、あがって、僕の部屋にいっててよ』
「わかったわ、おじゃまします」
────ｶﾞﾁｬﾝ
今日は家でのんびりって日
ちなみに斗吾の家
斗吾の家も私の家も親は殆ど留守
育児法規じゃない、らぶらぶなだけ
いい年こいた夫婦は今でも鬱陶しいくらい
らぶらぶだ
ﾊﾟﾀﾝ───
「んー...」
『もう疲れたの、体力ないね李亜は』
「....いつからいたのよ影薄すぎよ」
『さっきから、李亜が鈍いだけ』
───それより、
『こっちおいでよ李亜』
「なんで私が...」
と、言ってても行く、
口では言い合いしてるように見えるが
お互い好きだからつきあってる
───ぎゅ
「この体制キツいわ」
『いつも言うねそろそろ慣れれば』
私は斗吾の足の間にいる
自由がなくて辛いのだ
でも嫌なわけじゃない、むしろｽｷ
ただ、辛いだけ
