―――――グイッ

『李亜、別れよう』

「..........私は斗亜に何かしたかしら」

『してないよ、』

「....じゃあ、なん

『李亜のことが好きだからだよ』

「....どういうこと」

『ごめん。これ以上李亜と付き合って行いける自信がない』

「...」
何も言えなかった

『帰るよ。明日学校で』

斗亜にふられた。
好きだからと言われた、理解できない
好きだけじゃダメなの?

李亜は気づいてなかった
斗亜がいつも龍太と李亜のやりとりを
悔しそうに眺めていたことを。