『おっはよーーっ』

「......朝からうるさい少し黙れないの」

『り、李亜の毒舌ぶりは今日も順調なんだねっ』

「美魅のうるささは昨日より増したわね」

『し、親友にむかって...!?』

「悪いと思ってないもの、事実を述べているだけよ」

『わかってるけど!!もうすこーしオブラートにつつm...』

『おはよう、李亜。一ミリ縮んだ?』

「おはよう、斗吾。死ぬといいわ。」

『斗吾くんおっはーっ』

『おはよう、美魅。朝からうるさいよ』

『お、同じことを....』

『うるさいな、黙れないの』

「あんたが黙ればいいのよ」

『僕が黙ったら李亜が悲しむから』

「せーせーすると思うわ」

端からみれば嫌いあってるような光景だ
でも私達は嫌っていない、むしろ大好きだ。
私達の毒舌に意味はない、
コミュニケーション、
ただ息をするかのように毒舌を吐く。

美魅。私の親友、と勝手に名乗るやつだ
腐れ縁、幼なじみってやつで
私のことをよくわかっている。


『あ、そーだ今日は朝から自習だよぉ』

「自習だろうが普通だろうが美魅が話を聞かないのは同じだろう」

『用もないのにこっちにきて』

「少しはじっとしてられないの」

『ふ、二人からのは強烈っすよ』

「真似しないでくれるかしら」

『僕は続けただけさ』

「無駄なことを言うことはできるのに他はてんでダメね」

『李亜に言われたくはない、黙っていれば可愛いのに』