-AM8:32-
ジリリリリ!!!
「…ったく…。うるさいな…。」
うるさく鳴り響く目覚まし時計を
機嫌悪く止める。
そしてのろのろと時計を見る。
「………。!!やっば!遅刻!」
目覚まし時計を放り投げ
勢いよくベッドから起き上がる。
今こうして慌てて学校の準備をしてるのが私。
高城メイ。一応王蘭高校一年です。笑
親はいない。別に死んだとかではない。
私の親は仕事の都合でハワイにすんでいる。
それが決まったのは私が高校に受かったと
決まってすぐ。せっかく受かったのに
辞退するのももったいないということで
私だけ日本に取り残された。
みんな独り暮らしっていうと
いいなーとかキャーキャー騒ぐけど
楽なもんじゃない。
好きなものはイチゴ。赤くて血みたいできれいでしょ?
嫌いなものは犬。無理。
彼氏は……いない。
そして誰にも言えない秘密がある。
以上。これが私。

