『津波注意報が出ています。直ちに高台に避難して下さい。津波注意報が出ています。直ちに高台に避難して下さい。津波注意報が……』 「な、何なんだよ……この揺れは」 俺はアナウンスを聞いたあと 急いで高台に向かって行く。 周りにいる人達も 高台を目指してるようだ。 みんなかなり混乱している様子。 そして俺、 神ノ原 悠もその中の一人である。