「ここ・・・前から来たかったんですよねー。」

彼女からの思わぬ発言。

「まじかよ。」

僕はあっけにとられた。

広告なんて年に1回しかだしてないし、

別にクーポンとかもやってないし・・・

なぜだ?・・・・

「ありがとうございます。」僕は最高の笑顔でそう答えた。

「わたし・・・あまりガヤガヤしたとこ好きじゃなくって。

知り合いに紹介されたんですよ。ココ。」

「そうなんですか~。それはありがたい・・・」

事務所。この近くなんです。

彼女はモデルをしていて・・・

僕のお客・スタイリストをしている立花さんの紹介だった。

瀬田マミ

僕の女神は

マミという名の

モデルの美少女。

僕はすっかり見とれてしまった。

「では、始めますね・・・」

僕はハサミを入れる手元が震える・・・

いや。絶対震えてはいけないのだ。