もうすぐ新しい年を迎える。

今年はなんか

大変は年になった。

何より マミに出会った。

今年のマミの成長ぶりも

活躍ぶりも

僕はどの瞬間もよく覚えていて

でも

一番は彼女の笑顔だった。

今はその笑顔を

一番近くで見ていられる自分が

とても嬉しく

いつまでも見ていたい・・・


店も変わった。

内装もともかく・・・

馴染みの客と

マミが新しいお客さんを運んでくれた

もっぱらギャルは苦手だが

汗かきかき・・・なんとか相手をしている。

そんな姿を見て

楽しんでいるのは

親友のとおる。

ヤツはまさか僕がマミと付き合ってるなんて

今でも認めてはいない。

アイドル追っかけより

うちの店に通うほうが最近楽しいらしい。

そだな・・マミもるみちゃんも最高に可愛いからな。



「すごいな。おまえ。」

とおるが

何度も僕を絶賛してくる。

「・・・うん・・・どうも。」なんだか照れくさいが

俺の店は

マミの店

「マミ・・・一緒になろう。」

心に芽生えた結婚の決意

浮かんでは消えて・・・

マミがあんなに活き活きしていると

つい、ノリで言ってしまいそうだよ。

マミはいつも

僕の心の中で

着実に愛を深めていった。