「オーディション。きちんと受けたから。」

るみにはここまで・・・ここまで話すだけでも

私の心臓はバクバクで・・・やぱりビビッていた。

「マミちゃん」 声をかけてくれたのは同期のみーちゃん。

「大丈夫?」みーちゃんだけは全部知っている。

そして私の良き理解者。「みーちゃん・・・わたし・・・」

「マミちゃん。大丈夫だって。立花さん。マミちゃんのことめっちゃ

推してるから」

そうだった。

カイくんと別れてから

何かと立花さんには助けられてる。


この1年余り、私は失恋とどん底と・・・

でも、そんな毎日の中で

みーちゃんや立花さんに背中を押されながら

今、るみと対面している。



ありがとう・・・・


その後・・・



選考の発表は思わぬ展開を迎えた。