先生、教えて。


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どんだけ苦くても事実だけが味方する、なんて…。


じゃああのキスはなかったことにできないの?




ねぇ先生、先生は残酷なこと言ってるよ。





八代が部屋を出て行くと、二菜は溜め息をついた。




あたしは先生にとって大事な生徒。

だから放っておけない。




八代が心配してくれたことは正直嬉しかった。


でも、理由を思い知ると堪えるものがある。