その夜。 二菜の部屋のドアをノックすると 「何?」 と不機嫌そうな返事が返ってきた。 「俺。ちょっといいか?」 「今からお風呂入ろうと思ってたんですけど」 「じゃあ10分でいい」 考えるような数秒の間の後どうぞ、と聞こえ ホッとしてドアを開けた。