「嘘付け。事情を…っておい!」
二菜は野ウサギのようにすばしっこく駆け出してしまった。
…どうしたんだよ、あいつ。
二菜は何も言わずに頭を優しく撫でてくれた。
抱きしめたとき、嫌だったかもしれないが泣き止むまで待ってくれていた。
少しでもそれを返したかった。
しかし何かおかしい。
それだけにしては…
二菜のことを考えると、自分の何かがおかしくなる。
「いやいやいや、ないだろ」
寸胴で絶壁バストな一生徒なんて何とも…
いやそれより、二菜は本当にどうしたんだろう
頭の中でぐるぐる考えていると
「二菜!」

