「何か妬ける」 言われた言葉が信じられない。 「どうしたの、急に」 「急じゃないよ」 翼はきっぱりと返し、優しく二菜の手を取る。 そのまま両手で包み込まれ、温かい感触に胸がザワザワし始めた。 落ち着かない。 「ずっと、中学の時からだよ。 二菜が他の男子と話してると不快だった」 不快……