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「八代先生、はいお茶」
「あ、どうも」
保健医の神谷が、丸いステンレスのトレーから翔悟の湯飲みをとり机に置いてくれる。
…しかし、なぜ俺にだけ?
「あら、ノート見てるの?」
翔悟が開いているものを覗き込む。
…谷間ちけーな、おい。
ショッキングピンクのシャツからのぞく白いそれは香水の匂いがした。
「面白いっすよ。
ちゃんととってなかったり、
途中から睡眠コース突入した蛇みたいな字の奴とかいて」
「突然集めたらそうなるでしょ。先生ったら鬼ね」
でも、そういうとこ好きよ。
神谷が妖しげに、そっと言葉を付け足す。

