先生、教えて。





リーダー格の男の子…一杉くんは、顔を真っ赤にして反論しようとするが
あたしは続ける。




「さっき、先生は言わなかったって言ったね。


でも先生、授業で三、四回は伝えたはずだよ。
授業態度と課題の提出が大切だって。


一番最初の授業で、一番最初にも言った。


それでも先生が悪いって、一杉くんは堂々と言えるわけ?」



彼らがすごすごと退散すると、
あたしはそっと溜め息をついた。


正に、生徒に喧嘩を売ってしまった。


身勝手な言い方に我慢できなかったからだが…大人気ない。




しかしこれが、後でちょっとした問題になった。