詩織は、今日の出来事を楽しそうに

嬉しそうに話す。




二菜も、とても嬉しそうに話を聞いている。


詩織の右手を俺が繋ぎ
左手を二菜が繋ぎ、

駐車場まで三人で話しながら歩いた。




「あのね、しおりね、大きいいちごのがいい!
いっぱいのったやつ、いっぱい食べるの」


「詩織、食いしん坊だなぁ」


「ケーキはご飯の後だからね」




俺の冷やかしと共に二菜が釘を差すと




「分かってるよー」


と、ちょっと拗ねた返事。





可愛いなぁ


こういう拗ねた顔、二菜そっくり。