先生、教えて。





校長は目をむいて

「八代先生!」


と怒鳴るけど

先生は平然と堂々としている。



何も怖いものなんてないと言うように。



「俺は…この学校を辞める。

この学校を辞めるし、教師を辞める。

二年A組のみんな、ごめん。お前らの進級を見届けることができない。

本当にごめん」



「待ってよヤッシー!何で?」


「そうだよ。まだ一学期しか受け持ってないのに何で!?」

先生を慕っている千賀さんと二宮さんが泣きそうな顔で尋ねると


先生は迷いない表情で答えた。