「おーいーっ。待てって二菜! 一緒に学校行こうぜ。 そんな早足で逃げんなよ」 家をさっさと出る二菜に、八代がついて来て言う。 二菜は溜め息をついて返した。 「頭使って考えてくださいよ。 一緒に登校なんてしたら生徒全員の注目浴びますよ?」 「やましーことなんか何もないし良くないか?」 「だから頭使って考えろって言ってるんですっ。 バカも休み休み言ってください」 「…お前、結構辛口だよな。傷つくわー」 知るか。 「じゃ、学校で」 二菜は素早く歩き去った。 早く家から出てけ、バカ教師!