先生、教えて。




怒鳴りそうになるのを抑え




「但馬!廊下を走るなっ。

あとクラスごと並んで体育館に来い」




今にも泣き出しそうな二菜に鬼のようなことを俺は言う。




案の定、二菜は俺を何かを訴えるような瞳で見つめ

数秒の後すごすごと教室へ向かった。





ああもう。

ごめん二菜マジでごめんほんとにごめん。





女子高生に内心ものすごく謝り倒し、自分まで泣きそうになっている
ものすごく情けない25歳の男の姿がそこにはあった。



というか俺だった。





こんな時に教師として二菜と接しなきゃいけないなんて


辛い。