───── ───────… 翔悟と神谷は、その後保健室に移動した。 神谷は椅子に腰掛けたまま無言だ。 「大丈夫っすか?」 「ええ。別に校長なんて、大したことないし」 強がりにしか聞こえない。 「あっそう…」 「でも何で無茶なことしたの? 後でどんな仕返しが待っているか…」 「前の俺だったら見てみぬふりしてたんすけどねぇ…。 ほんと、何でだろ」 本気で首を傾げる翔悟に、神谷はふっと微笑んだ。 答えは簡単だ、とばかりに 「但馬さん、でしょ」 と神谷は言った。