「外した?それほんとかな」
「ほら、神谷の机って前はパソコンが設置されてただろ?
それも消えてた。
で、その外した監視カメラも見せてもらったよ」
すごく小さかった、と翼は続ける。
「あんなん設置されても誰も気づかないよなってくらいには」
「ふうん。
…翼さ、先生に言ってくれたんだよね?神谷のこと」
翼がいたずらが見つかった子供のような表情をするから、慌てて言い添える。
「そのおかげで誤解も解けたし、翼にはすごく感謝してるよ。
ありがとう」
「迷惑じゃなかった?」
「全然」
そう言うと、翼はホッとしたように笑った。

