新学期から文芸部部長を務めることが決まっている麻美は、楽しそうに言った。 張り切っているんだろう。 「翼さぁ、二菜と組むって決まったとき本当に嬉しそうだったよ。 二菜もいい加減応えてあげなよ?」 半分茶化すように、しかし半分真面目な表情で言う麻美に 二菜の気分は重くなる一方だった。