「女子は名前で呼ぶって決めたんだよ、七海。 嫌ならやめるけど」 取り繕うように言い、坂本さんの下の名前を呼ぶと 「えー!?マジ? 全然嫌じゃない、むしろそうしてっ」 女子が一斉に黄色い声を上げはじめ 二菜は若干イラッときた。 いいよ別に。 ───…俺も二菜が好きだ あれだけは、あたしのものだから。