「昨日落ち込んでたのはキスのことだったんだ?」 「……」 「大丈夫なんて強がって…」 二菜はカッと頭に血が昇った。 この人は何も分かってない。 「先生が言ったんじゃない、なかったことにできないって。 ごまかしは効かないって。 それ聞いてもっと落ち込んだっておかしくないと思わない?」