「二菜、答えて」 俯いてしまった二菜に、翼は優しく促す。 二菜は握られた手を翼に預けたまま、でも…と内心呟く。 翼のことは好きだけど でもこれは恋愛感情ではない。 あたしの「好き」は ──おにぎりなんかよりうまいもん、いっぱいあるんだからな 否定された。