「お待たせ。ごめん、授業長引いた」 「大丈夫…」 「座って話そ」 お互い椅子に腰掛け、向かい合う。 何だか面接みたいだ。 翼はどこか緊張したような顔をしていた。 「俺、小学校のときいじめられてたんだ」 「え?」 「大人しいし、読書ばっかりしてるからさ。 毎日地味だの暗いだのってからかわれてた」