SS男子の落とし方

「ほら、食べろよ。」


無理矢理、連れて来られた猫の看板が可愛いカフェでの1番初めの一言がそれですか。



「どういう状況?」


目の前にはいくつかの美味しそうなケーキ達。



「これで機嫌直せよ。」



「機嫌??」



「理由は分かんねぇけど、ずっと機嫌が悪りぃだろ?」



へー...

SS王子でもそんなこと気にするんだ。



「子供じゃあるまいし、こんなので誤魔化されないよ?」



「ふーん。
こんなに美味しそうなのに要らないの?」


テーブルに頬杖をついて、咲也君が半笑いで私を見つめる。