SS男子の落とし方

「そういえばさ!!
咲也君の家、誰もいないけれど共働き??」


さらに咲也君と距離を開けて座り直した。



「ん?
俺しか住んでねーけど?
家族でワンルームであり得ねぇだろ。」



「え?どうし...」


思ったことを直ぐに言ってしまう。

悪い癖だ。

聞いちゃいけない事情とかあるかも。



「今、変な気を遣っただろ?」



「う、うん。」



「言っとくけど...
親がいないとか離婚したとか隠し子とかそんな事情ねぇぞ。
普通に両親いるし、月一で実家に帰ってるから。
ちょっと遠いけど、こっから実家見えるよ。」



咲也君が立ち上がってドカっとベッドに座る。