SS男子の落とし方

咲也君はその二つと私を見比べただけで、受け取ってくれなかった。


「どうしたの??」



「芽依が飲ませてよ。」



「はぁ?」


驚きのあまり水を溢しそうになった。



「病人には優しくしろよ。」



「そんな元気な病人なら自分で飲んで下さい。」



「ホントにダメ??」


上目遣いで私の髪の毛を引っ張る咲也君。


風邪のせいか顔が少し赤かった。