SS男子の落とし方

「じゃあ丁度良いじゃん。
SとM同士で。」


「分かってねぇな、芽依は。
楽しむのを前提とするなら、MよりSだろ。」


ごめんなさい。

私には理解不能です。



「イジメて貰いてぇ奴をイジメて楽しいか?
嫌がる奴をイジメた方が楽しいだろ。
Sでイジメたい奴をあえてイジメる方が楽しいに決まってるだろ。」


早口言葉みたいな説明をされた。


「取り敢えず...
咲也君が超越していることは分かったよ。」


私が呆れていると顔の下を掴まれて、咲也君の方に向かせられた。


「芽依は...Mだな。
まぁ、少しS要素もあるみてぇだが。」


「Mでもなければ、そんな要素もないから。
私は普通です。
変なキャラ設定にしないで。」


咲也君が無言で私を見つめる。