SS男子の落とし方

「はぁ...
折角、庇ってやったのにな...」


「はぁ...
お礼もしてくれねぇのか...」


散々、文句を言われた私は


「分かったって!!」

覚悟を決めて、大人の階段を上ることにした。


「はぁー・・・
あったけぇな。」


「寧ろ、暑いです。」


咲也君に背を向けて、窓の外の空を眺めた。


「早く昼休み終わらないかなぁ。
保健室の先生、早く帰って来ないかなぁ」


「冷たいね、芽依ちゃん。」


「SS王子にだけは言われたくないよ。」





「失礼しまーす。」

誰かが保健室に入ってきた。