SS男子の落とし方

「ほれ。」

ジュースを飲み終えると、咲也君が手を差し出された。


よく分からないまま、その手に自分の手を乗せた。


「...何でそうなるんだ?
芽依は犬になりたいのか?」


「んじゃあ、何??」


「それ貸せ。」


そう言って私のジュースの空き缶を奪う。


そのまま自動販売機の横のゴミ箱に二人分の缶を捨てて、戻って来た。


「あ、ありがとう!」

この人、ゴミ捨ててくれるんだ!!

感動したよ!!



「あのな、ゴミくれぇ捨てれるから。
そのリアクション、うっとおしい。」

溜息をついて歩き出した咲也君に、急いでついて行った。