SS男子の落とし方

「ちょっと待って!!
んじゃあ、ジュース奢る!」


近くの自動販売機を指差す。


「いいよ。帰りてぇし。」


「もしかして...
私に気を遣ってるの?」


「はぁ?馬鹿だろ?
んな訳ねぇよ」


「だったら奢らせてね。」


渋々、私について来た。



ジュースを2本買って、近くの電柱に寄りかかる咲也君に渡した。


「これで良かったかなぁ?」


「あぁ、犬にしてはチョイスが良いな。」


「犬じゃない!」


「あぁ、彼女にしてやったんだ。」


そう言いながら咲也君がジュースを飲んだ。