SS男子の落とし方

「あのさ、彼女に対してもっとこう....
あまーい言葉とか言えないの?」


「それならあまーい言葉言う奴を彼氏にすれば?」


チラッと芽衣を見ると口を尖らせていた。

お。

怒ってる怒ってる。

本当によくコロコロ表情が変わるもんだな。



「ちょ...ちょっとは彼女扱いしてくれたって...」

ボソッと彼女が呟く。


「へぇ?
これでも彼女扱いしてるんだけどな。
もっとして欲しいの?」


立ち止まっても手は繋いだままにして、空いた方の手を芽衣の頬に添える。

熱いな。

手から芽衣の体温が伝わった。

まだ緊張してんのか?

今更、何を...