SS男子の落とし方

「芽衣、さっきから気持ち悪い。」


「えっ!本当?」


学校を出ていつものように帰るだけなのに、彼女はいつもより笑っていた。

そんなに嬉しいか?

たいして前と変わらないのに。



「ニヤニヤしててキモいよ。」

まぁ、泣かれるよりは良いか。


俺も同じ顔してたりしねぇよな。


念のため彼女の目を盗んで、自分の顔を車の窓を使って確認する。

デレデレして鼻の下を伸ばしてたら俺のキャラじゃない。

よし、俺は大丈夫だな。