「はぁ?
んな訳ねぇだろ?
そもそも前から....」
『とりっくおあとりーと!!』
と、可愛い声が聞こえた方を見ると、咲也君の反論を邪魔する、勇気ある少年が一名。
幼稚園くらいかな?
黒いマントを着て仮装をしている。
ちょっと咲也君に似てる?
「何だ?迷子か?」
目をキラキラさせた少年と、死んだ魚のような目のSS王子が見つめ合う。
「とりっくおあとりーと!」
「話がかみ合ってねぇ。
母親はどうした?
てか、『Trick or treat』って意味分かってんのか?ドラキュラ君?」
咲也君の言うとおり、言われてみればドラキュラっぽい。

