「成る程ねー。」

「そうなったら、サッくんに告白させるしかないねー。」


咲也君に告白させる!?


「いやいやいや。
それは絶対無理ですよ!!
咲也君が私のことをどう思ってるのかも分かりませんし!」

手のブンブン振って否定した。


「えー?
芽依ちゃん、理想の告白くらいあるでしょ?」

そう言われて、こないだテレビかネットで見た告白を思い出した。


「晋也さん、芽依にそういうの求めない方が良いですよ。
センス無いですから。」


「せっちゃん!!」


「だって、前に言ってた彼氏との理想の出逢い方だっけ?
あれ、全然ピンとこなかったよ。」

ここに来てそんな暴露をされると思わなかった。

せっちゃんと仲良くなったばかりの頃の話じゃん。


「せっちゃんって割と殺傷能力高いよね。」

晋也さんが苦笑いをしながら言う。



そんなこんなで会議は終わったー