SS男子の落とし方

「偽彼氏が焼きもち?」


「んな訳あるか。
俺は兄貴の心配してんだよ。」

手の甲で頭を軽く叩かれた。


「いいか、芽依。
一つ教えといてやる。
アイツは俺以上に女癖が悪い。
っつーことは、部屋で二人きりになったら、罷り間違って芽依を襲うかもしんねぇ。

そんなの可哀想だろ?
間違って平凡女に手を出させるような事、弟としては食い止めたいからな。」


うっわー。

「...素晴らしい兄弟愛ですね。」

皮肉を込めて言ってみた。

「ははは、ありがとう。」

やっぱり効果はないようだ。


「そんな平凡女を偽彼女にしてて大丈夫?」

更に攻めてみた。

「うん。話の良いネタになってるよ。
でも、平凡女には少しくらい感謝して欲しいかな?」

芽依はダメージを受けた。