SS男子の落とし方

「...頑張ってあげる。」

すっごく悔しい。

私だけがドキドキしてる。

だけど、好きなんだから仕方ない。


「楽しみにしてる。
はい、完成。」


足元を見ると、手当が終わっていた。


「ありがとう。」


「いえいえ。
彼女には優しくしないとね。」


「どの口が言ってんだか...」


咲也君に聞こえないように言ったつもりだったけれど、

「そんな所も嫌いじゃないでしょ?」

と頬を引っ張られた。


「改めて宜しくね。
偽彼女の芽依ちゃん?」