SS男子の落とし方

「だったら、頑張ってみる?」

咲也君の手が私の頬に添えられた。



「それって、どうい...」


本の一瞬だけ、唇から咲也君の体温が伝わった。



「落としてみてよ、恋に。」

咲也君が不敵な笑みを浮かべた。


「えっ...?」

今、キスされた?

初めてなんだけど。

どんな顔をしたら良いの?


「ふふっ、芽依ちゃん真っ赤っか。」


咲也君が落とした包帯を拾って、手当を続けてくれた。


「私...本物彼女になれるの?」


「さあ?でも、頑張るんでしょ?」

嬉しそうな咲也君に不覚にもドキッとしてしまう。