SS男子の落とし方

「してあげるよ。」

咲也君に近づいて包帯を取った。


「させて下さいの間違いだろ?」


...性格って直らないもんなのかな?



「はい、どうぞ。」


「意外に上手いな。」


咲也君が手当した指を見ながら言った。


「自分がよく怪我するから...」


「そっか。芽依はそそっかしくて要領悪いもんな。」


一言多いな。


椅子に座って自分の手当をしようとすると、目の前に咲也君が座った。


「...してやるよ。」