SS男子の落とし方

「姉ちゃんとはどういった関係ですか?」


「ん?恋人的な関係かな。」


私をチラッと見ながら、咲也君が答えた。


「マジっすか!?」


何で翔太が喜んでるのよ。

姉が虐められてるのよ。


「うん、マジマジ。
だから邪魔しないでね。」


「分かりました!ごゆっくり!」

翔太がリビングを出て行った。



「...恋人的な関係ってなに?」


「そりゃあ、偽恋人のことだろ?」


咲也君は悪びれる様子もなかった。


「で、どうかしたの?」


私が聞くと「あぁ。そうだった。」と咲也君は思い出したように、持っていた鞄を漁った。