SS男子の落とし方

「芽衣はあるのか?」

話をふられて私は困った。


「そんなの...分からない。」


「ふーん。帰るか?」


私の答えには全く興味がない咲也君は、特に深くは聞いてこなかった。


「うん。」


帰る準備をして靴を履き替えると、咲也君が私に手を差し伸べた。


「はい、お手。」


「犬じゃない!」


そう言って咲也君の手を叩こうとすると、パシっとそのまま握られた。


「たまには見せびらかさねぇとな。」



そのまま手を繋いで、私達は下校することになったー