SS男子の落とし方

「えーっと...
ありがとう、で良いのかな?」


後ろにいる咲也君を見上げると

「さぁ?
ってか、イチゴかよ。」

とはぐらかされた。


「あ、ごめん。
何が良かった?」

助けて貰ったのに...

パシリの復讐なんてしなきゃ良かった。


「食えるなら気にしねぇ。」

そう言って私からカキ氷を奪うと、海に沿って歩き出す。




二人してカキ氷を食べながら
砂浜を歩いた。


人混みから抜け出すと、
波の音がよく聴こえた。