SS男子の落とし方

「ごめんね。
俺、芽依との約束があるから忙しいんだ。」


突然やって来て、取り巻きの女の子達にそう言った。



「え?何の話?」


「ん?
夏休みに海に行く約束したでしょ?」


口元だけ笑っている咲也君。


すみません、瞳孔が開いてます。


「うん。」


恐くて頷くと、今度は取り巻き女子の視線が恐かった。



「じゃあね。」


咲也君が笑顔で取り巻き女子を追い出した。