神竜Ⅰ







この声は……!?





月香「李斗!どこにいるの?!」




李斗「ここだよ」






後ろを振り返ると、李斗がたっていた。



李斗の周りだけぼやーっと明るくて。





月香「李斗!!あの時守れなくてごめん」



李斗「何いってんの。女に守ってもらうなんてカッコ悪いでしょ?それに俺は月香が生きていてくれて嬉しかった。自慢の彼女だからね」




いつもそう。李斗は誰にでも優しかった。





月香「ごめん。私いま彼氏がいるんだ」




李斗を見殺しにしたくせに、自分だけ幸せになるとか最低だよね。