神竜Ⅰ







朔夜「勝手にやらせてもらうぜ!!」



航夜「フッ」 





航夜は短く笑ってどっかに歩いて行った。





この強がり。





ホントは月香が心配で仕方なかったくせに。



一番に抱きつきたかったくせに。




兄弟の中で一番のシスコンのくせに。






そんな弟だからこそ、俺がこんな性格なん
だけどな??




守夜「朔夜!!月香は!?」



風香「無事なの?!」





そこに親父とお袋が息を切らせてやってき
た。