神竜Ⅰ








蒼空「その汚い手、月香から放せよ」




柊「誰が殺されるか。お前なんか次いでだ」





零「月香、戻ってこいよ!!」





私も戻りたいよ。
でもね?もどっちゃいけないんだよ。




これが私への罰なんだから。







月香「はあ?何いってんの?戻るわけない
じゃん。あんたらは私に利用されてたの。
それにもう用済みだしね」




諒「じゃあ、なんで泣いてるわけ?」






諒に言われて頬に生暖かいものが流れて
いるのに気がついた。




なんで泣いてるのよ。



私はちゃんと演技してるはずなのに。